デイリーミッションはじめたら人生かわった

2017年12月、馬アレルギー発覚で騎手になるのを諦めました。スマホゲーにハマっていたある日、デイリーミッションを日常に落とし込んだら面白いのではと思い、以降色んなデイリーミッションを楽しんでいます。

自分は何が好きなのか、ようやく理解した

新しい会社では、新規WEBサービスの他にパワーポイントを使った資料作成を任されている。

 


普通であれば、資料作成というのはつまらない作業なのかもしれないが、自分にとって資料作成は、学校でいうところの「工作の時間」と似ていて、とても面白く、奥深い。

 


大人の工作、とでも言えるのだろうか。依頼者から内容をヒアリングし、頭の中でイメージを固め、それをパワポに落とし込んでいく。

 


自分が楽しい、と感じる瞬間は、頭の中でつくりあげたイメージと具現化された資料が一致した時だ。このシンクロ率が高ければ高いほど充実感を感じる。

 


今までパワーポイントでの資料作成をどこかで習ったことはなく、すべて独学で行ってきた。かれこれ10年近くエクセルでランディングページの作成や、WEBサービスフレームワークなどを作っていて、パワポに移行したのは今年に入ってから。

 


エクセルと比べてパワポの良いところは、中心線や画像同士の幅が正確に表示されるところだ。左右上下で1ミリもズレのない資料を作成することができるから、完成したときの美しさはエクセルを遥かに超える。

 


そう、パワポ資料は美しさを追及することが出来るのだ。そして私はこの体験を通して自分は「美しいもの」が何より好きなんだと強く悟った。

 


美しい女性はずっと眺めていたいし、有名なケーキ屋で食べ物とは到底思えないようなスイーツを眺めるのも好きだ。

 


職業柄、美しいWEBデザインやバナーには目がないし、最近はインスタグラムとかいう宝箱も見つけたから(遅い)、もう毎日がスペシャルよ。

 


その中でも「keisuke nakazawa」という方の投稿に、私の心は完全に奪われた。

www.instagram.com


彼の作品をなんと表現すれば良いのか電車の中で考えていて、

FF的な?いや、違う。

写真なんだけど絵みたい?んー違う。

 


「1mmのズレもなく二次元と三次元のちょうど真ん中」

うん、自分の中ではしっくり来た。

 


あまりにも美しいものを見ると、そこに手を延ばしたくなる。keisuke nakazawa氏の写真をみて、すぐにカメラが欲しくなった。

 


でもたぶん違う。この距離感で、この美しさに触れている時間がきっと1番幸せなんだろうな。手を延ばせば、一歩を踏み出せば、望んでいない未来が待っている気がする。今回に限った話ではなく。

 

 

今まで「好きなことは何なの?」と聞かれて明確な答えを持ち合わせていないことが少しだけ不満だった、加えて「好きなことを仕事に」という言葉も自分にとって頭を悩ませるフレーズだった。

 


でも今日、それが明確になった。

これからはもっと真っすぐ進みたい方向に向かっていける。